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人工呼吸器使用時の避難訓練を長野市で行いました

【訓練】大雨に伴い、避難レベル3が発令され、人工呼吸器などを使っている子どもが避難をすると仮定した訓練を長野市で行いました。

 これは、災害時に「要配慮者」が、指定福祉避難所への直接避難ができる仕組みになったことを受けて、日常的に呼吸管理や経管栄養などが必要な「医療的ケア児・者」の避難先の確保と、万が一の対応に備える仕組みづくりで初めて実施したものです。

 人工呼吸器使用者が拠点施設に避難→ 停電時、生命維持の電気機器の電源確保のために、要請を受けた電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FCV)所有者が駆けつけて、車から電気を供給→ 人工呼吸メーカーが、使用者の安否確認と、その情報を主治医、支援チームと共有する。といった流れで行いました。

 避難した4家族のほか関係者40人が見守る中、一連の流れと、所要時間を測り、改善点を探りました。

 災害の避難時、電源が必要な人工呼吸器などを使いながら在宅で生活をしている「ご近所」の方は、どんな支援を欲しているのか。町の避難訓練時にも、取り入れて、考えてみませんか。

まちづくりボランティアセンター 連絡先

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